- 使っているゲームルールやシナリオは、既存の物を改変したり別の物とくっ付けた感じにして彩乃が作った物
- ルール説明などは不親切設計
- シナリオのお話等は架空の物だから、登場する地名・人・名称などなどは実在の物と関係ない
- TRPGをやっていく中で、親子で説明や相談が行われているなどの部分は書くのが大変なのでほぼカット
- 小説や、掲示板とかのショートショートみたいな表現
- 設定などに矛盾した部分が多く出ると思う(・ω<) テヘペロ
自己紹介
【彩乃】
ドリームランドから来た、普通の女の子
このTRPGでKPをしている
【お母さん】
彩乃のお母さん
このTRPGでPLをしている
【烏丸小鳥】
お母さんのキャラ
人類を憎み滅ぼそうとしている
『魔女の竹箒』という清掃業者に勤務
【西田育夫】
シナリオ内でプレイヤーにとある物件を片付けて欲しいと依頼してきた人物
30歳独身のプレイヤーに友好的なNPC
【魔女の竹箒・社長】
知名度の低い『魔女の竹箒』という特殊清掃や片付けを行う会社を営む社長
過保護気味なNPC
【黒女】
西田家邸宅に出没する悪霊
長い髪の女の形をした黒い霧という姿で、生きている人間を見かけると襲ってくるが、飽きやすい
前回のあらすじ
7時50分、魔女の竹箒に出勤すると、社長から『悪夢』を見たと話を聞くが、小鳥が見た『悪夢』より内容がソフトの様だった。
そして9時30分、小鳥は育夫のアパートに行き諸々説明をした後、掃除屋として初の単独での任務に当たるのだった。
前回のお話
最初の記事
ゲームスタート
小鳥の状態
[体力 13/15] [精神 7/7]
[侵食値 65]
ロールプレイ再開
11:20
埼玉県春日部市
鈴音ヶ丘高級住宅街
西田守夫家邸宅
無事、守夫宅にやってきた小鳥は、庭先に軽トラを止めつつ思案する。
(移動に時間が掛かるな
……取り合えず
ここら辺の住人に、挨拶がてら情報聞くか)
道を歩いて、ご近所さんに挨拶をしようとするが、守夫家の隣に位置する住宅は、既に人が住んでいない様だった。
そして住人がまだいる家も、ポストにたまった郵便物、手入れされずに雑草だらけの庭と、高級住宅街にはあるまじき荒れ方をしている。
(西田家の近くから
空き家が始まってる?)
そう思いながらも守夫宅に一番近い、『在塚』と表札のある家のベルを鳴らす。すると女性の声で返事があった。
こんにちは
突然申し訳ございません、わたくし『魔女の竹箒』という清掃業の烏丸と申します
今日はこの近くの家の清掃に入る前に、挨拶の為伺わせてもらいました
【在塚・妻】
あら、わざわざご丁寧にどうも……
所で、どちらの清掃に入られるの?
西田さんという方が住んでいた住宅です
荷物の出し入れや清掃でこちらまでご迷惑が掛かってしまう事もあるかもしれないので、何かあった時にわたくし共に連絡ができる様、名刺をお渡ししておきたいのですが、よろしいですか?
在塚・妻が小鳥をどう思うか
対人
[対人] =11・成功
「今出ますね」という声がした後、在塚家の住人が玄関から出てくる。
それは中年の女性で、ぼさぼさの髪に不健康そうな青白い肌と充血した目、その目の下にはクマがあるという、酷い顔をしている。
化粧すらしていない彼女はよれた服を着ており、この場が高級住宅街である事、そして住宅の大きさを考えると妙であった。
こんにちは
改めまして、『魔女の竹箒』の烏丸と言います
小鳥は丁寧にお辞儀をし、名刺を差し出す。
すると女性はその名刺を受け取り、まじまじと見入った後口を開いた。
【在塚・妻】
貴方、西田さんの所に清掃に入るって言うけど
その……大丈夫なの?
【在塚・妻】
言い辛いけど、あそこって変な事件は起きるし
西田さん達も変な死に方をしたっていうし……
変な事件?
西田さん達の心中事件ではなく?
小鳥がそう聞き返すと、在塚はおばちゃん特有の聞かれてない事まで話し出す状態になり、色々と教えてくれた。
あの家は元々仁ノ島源次郎(にのしま げんじろう)という名の政治家が建てた家で、西田守夫一家が引っ越してくる前までは仁ノ島の息子が住んでいた。
その息子はガラの悪そうな人達とつるみ、深夜に騒音などを立て迷惑だったのだが、ある日仲間と共にあの家で死んでいるのが発見される。
その死に方というのが、生きたまま虫の餌にされた様な死に方だったと、噂になっていた。
その後父親の仁ノ島はすぐに屋敷を手放したいようで、あの家は格安で売り出され、そこに守夫達が引っ越してきて3カ月後、無理心中が起こった。
その後から、黒い霧や女が出てくる気味の悪い悪夢を見るようになった。
それは自分や家族だけではなく、近所の住人も似たような物を見たと、ご近所さんで話をしていた時に発覚した。
しかも西田家から下に向かって徐々に広がって来ていて怖い。
死亡者はまだ出ていないが、極端に怯える者や攻撃的な者がいて、引っ越して行ったり入院した人もいる。
【在塚・妻】
って感じでねぇ……
あらやらもうこんな時間
ごめんなさいね長々と
いえ
貴重なお話
ありがとうございます
こうして別れた後、在塚家から話を聞きだした小鳥は考える。
(騒音公害DQNが怪死した(らしい)後
西田家が引っ越してきて3カ月後に一家心中
更にその後近隣住民に悪夢ね……)
(取り合えず)
小鳥は電話を掛けた。
社長、暇ですか?
【社長】
『普通に仕事してるけど……
どうしたの?』
私が安全に職務に当たる為に
仁ノ島源次郎という名の政治家と
そのドラ息子を調べた方がいいという結果が出ました
ですが私は一人で豪邸の荷物運びをせねばならず忙しいので
社長が代わりに源次郎とドラ息子の事を調べてくれますか?
【社長】
『えぇー
まぁいいけど』
じゃあ
お願いしますね
そして不愛想に電話を切る。
(さてと)
(私はお昼ご飯を食べたら
仕事をするか)
といった所で、次回に続く……かな?
続いた
補足
- 鈴音ヶ丘高級住宅街の住人へは、[対人]成功で情報が聞き出せる
- しかし、チャンスは2件(2人)まで
- だが、住人は仁ノ島一家について、政治家程度の知識しかない