- この漫画の元となったのは、とある版権物及びその2次創作な為、完全オリジナル作品とは言い難い
- 純粋な漫画でも小説でもない
- 不安定な絵と設定で、後に矛盾が生まれる可能性アリ
- 突然終了の予感
- 私は、1次落ちでも評価してくれる小説公募の評価シートで、『構成』が常に低かった
世界観
この世界は、女が生まれてこないという未曽有の危機に瀕していた。
しかし人類はただ指を咥えて見ているだけではない。
共に手を取り合い、バイオロイドの研究に精を出し、やがて『EVE』という人間と生殖できる、人と似て非なる存在の女性を作りあげたのだ。
ついでに、元からあった男性同士でも子供が作れる技術を世界中に流行らせ、人類滅亡の危機は完全に脱した。
が、やはりEVEと人間の間に出来た子も、人間同士の子も、男ばかりが生まれるのであった。
EVEについて
人工的に生み出された女性の名称。
彼女らは『人』というより『物』、もしくは『愛玩動物』として取り扱われ、脳内には所有者及び製造元が記録されたチップが埋め込まれている。
登場人物
【御影シン】
ぽやぽやしている18歳男
ガキ臭いのだが
人並みに性欲が目覚めた模様
【ボク】
シン様が大好きな19歳男
恋愛対象が
男なのか女なのかは不明
【レン】
シンが彼女として買った女の子
EVEならあるべきはずの物がない
シン以前に所有者がいたようだ
前回
レンの下着や日用品は、夕食の買い物に出ていたEVEの子が買ってきてくれた。
そして夕方。
コンビニの下着を付け、EVEの子のお古を着たレンは、お披露目と夕食を兼ね御影家ダイニングへと向かったのだった。
というやり取りがあったもののすぐに気を取り直したシンは、皆で自己紹介をしようと言う。
「最低でも名前、誕生日、年齢、……あ、ややこしくなちゃうから今の年齢でお願いね。と、血液型は言ってね~」
【シン】
んじゃぁ、僕からいくよ~
「改めまして、僕は御影シン。11月3日生まれで今は18歳。血液型はA型。特技は探し物だよ。
お仕事は御影荘の従業員。よろしくね~」
【レン】
(ぽやぽよ……)
「神月ボク(かみつき ぼく)。8月15日生まれの19歳。A型。以上だ」
【シン】
もう
ボクってば不愛想すぎるよ
【レン】
(ムカつくヤツ……)
「僕はシンのお兄ちゃんの、御影フタ。2月3日生まれの21歳。O型。御影荘で調理人をしているよ。趣味はアニメ・ゲーム・漫画。よろしくね」
そう言うとフタは手を差し出して、握手を求めてきた。
【レン】
(……)
【シン】
ちょっ……!
レンちゃん何やってるの?!
「アハハ、面白い奴だなぁ!」
そう言うのはフタの隣に立つEVEだ。
「あたしは御影アイ。フタのEVEだ。フタと一緒の2月3日生まれで22歳。B型。仕事は御影荘の調理補佐とか雑用とか色々。
これからよろしくな!」
【レン】
(ギャル……)
「初めまして、サチは御影サチって言います。誕生日は4月3日、年齢は16歳、血液型はAB型。平日は学校に通ってますが、空いた時間は御影荘で働いています。
これからよろしくお願いしますね」
【レン】
(名前呼び……)
「俺は御影イツ。御影家長男。
生まれは12月31日、年は22、A型。御影荘で主に経営を担当している。よろしくな」
と話しつつ彼は前髪を耳に掛けた。
【シン】
あーレンちゃん!
イツ兄様はこう見えてデリケートだから
そういう態度は止めてあげて!
【ボク】
き……貴様!
仮にもこれから世話になる相手に
さっきからなんて態度を取っているんだ!
【レン】
だって……
と、トラブルがあったが、最後はレンが自己紹介をした。
「レン。8月7日生まれ、17歳、O型。好きな事はおいしい物を食べる事。嫌いなものは男」
【シン】
ええぇぇぇーーーっっっ!!!
こうして、自己紹介は無事(?)終わり。
レンは
「働かざる者食うべからず。が、この家の決まりだ」
というイツの教育方針で、早速明日から御影荘で働く事になった。
そして夕食が始まり。
初めの仕事は朝食作りの手伝いという事で、レンは早めに寝るのだった……。