この記事内には以下の成分が含まれております。
- 蔓延る嘘
- 掩蔽しきれずネタバレ
- 制作者及びファン&その他多数を不快にさせる可能性のある発言
- 他作品の名称及びネタ
- これを書いてる謎生物がド変態
- この記事は、原作を見て知っている方が多分楽しめる
尚、記事内で様々な事が書かれてあったとしても制作者にこうしてほしいという欲求ではございません。
では、それでもいいよって人はまったり見ていってね!
狂人が案内する『王の獣』記事インフォメーションセンター
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この記事は
狂気と妄想が詰まってる
小学館から発行されている藤間麗さんのマンガ『王の獣~掩蔽のアルカナ~』の、単行本第3巻の感想・考察記事だよ~。
あと私は、第20話まで読んだ後でこれを書いているよ☆
[注1]
感想
◆各キャラクターについて◆
藍月
野武士力[注2]や脳筋っぷり見せつけていた。
それと天耀様に🦑🦑されてメスの顔を晒していた。
天耀
藍月を皇子様らしくお姫様抱っこしていた。
そして藍月が悪い事をしたら叱り付け膝枕してモフり寝かしつけと、何故か男なのにバムみを感じさせていた。
そんな天耀様は保育士も似合いそうである。
ちなみに絵のシャイな少女は10年ほど後に、野武士力マックスのメスゴリラに成長する。
腰巾着
彼は藍月を心配しつつ放置していた。
お前そういう所だぞ。
そして藍月に対し辛辣に接するも『ちょっと言い過ぎたかな?』みたいな気配を見せつつドジっ子属性を見せつけてしまっていた。
旺眞
最近体調がいいそうで表情も明るくなりよかった。
でもそれは、病は気からという事なのかな?
逞牙
妹から馬鹿にされてるけどいいお兄ちゃん属性を見せていた。
それと彼は電気タイプのポケモンだという事が判明した。
◆その他◆
エンペラーには男子供が15人いる事が発覚した。
拗ねた子供藍月さん再び。
今回はおしゃまさも見受けられ、私はゲーム『空の軌跡』のレンちゃんみたいで可愛いなと思うんだけどそれと同時にレイプ目になってしまう……。[注6]
そこそこ合ってるあらすじ
旺眞、逞牙、天耀、藍月、腰巾着の5人は仲良く妓楼に遊びに行く。
しかし全員女に興味がなかったので、普通にお酒と食事と会話と歌と踊りを楽しんだだけで超健全に終わった。
後日、宮廷内でエンペラーパパと皇子達の楽しいティーパーティーが開催される。
しかし藍月は茶葉を毒にすり替えられるという酷い虐めに遭っていた。
更に脳筋娘の藍月さんはこれをどうにかする為に、なんと毒物の恐ろしさや致死量という概念をガン無視して毒入りのお茶を全て飲み干してしまう。[注3]
それにはさすがの天耀様もガチギレしてしまい、そのあまりの恐ろしさに藍月はビビッて泣きながら謝るのだった。
その後、藍月と天耀の間には気まずい空気が流れていたが、2人で蘇月のお墓参りに行った時に仲直りをして一件落着!
がんばれランちゃん!
ケモノっ子パークでは調教師の入江お兄さん指導の下、ケモノっ子の劇が開催されている。
白狐のランはその劇に出て、生き別れの弟に自分の存在をアピールするついで大好きな天野さんに褒めてもらいたい。
なので早くデビューする為にランは太田や柴犬ヤイバにこっそりと自主練を手伝ってもらい、ついに本日堂々のデビュー!
がしかし、何者かにより茶にデナトニウムを入れられ吹いてしまう。
会場は大うけだったものの、あまりの仕打ちにランは天野にしがみつきむせび泣くのであった……。
絶対に当ててはいけない次回予告
西暦20XX年
アルカナが一般的になり
科学も発展した時代
凶悪化する犯罪に対抗する為に
皇族直属の
独立防諜部隊が設立された……
次回
王の獣・第12話
『従獣9課』
一方その頃別世界のタチコマは……
赤服に猫耳を付けてもらってバトーさんに見せびらかしていた[注1]
おしらせコーナー
王の獣・単行本第3巻のご案内
よかったら買って(真実を)見てね♪
狂気新聞
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考察
妓楼は牢獄か? それとも城か?
亜人は恐らく人間の平民よりも階級が下なのだが、その一方で便利な道具として役立つ希少価値がある存在なため扱いはさほど酷くない可能性がある。[注4]
少なくとも生かさず殺さずが基本だろう。
しかし人間は何処までも残酷になれる。
ましてや反抗しない自分より立場の弱い生き物に対してなら、安価な使い捨ての奴隷化や嗜虐趣味者の道具化など、どんな非道な事でも行えてしまう。
しかし作中ではそのような描写は見られず、唯一アウトな行動を取ったのは6~7話に出てきた貴族のみである。
ただその貴族は夫の愛人の(恐らく)人間を殺している。
つまり、貴族にとって平民も亜人も同じ程度の生き物なのだ。
それを踏まえて考えると舞台の国は今、亜人の保護もある程度はおこなっている。
そして妓楼や徴兵システムに関しても、亜人を管理しやすくする為や人間より優れた亜人を効率よく扱う為の就職先など以外に、亜人が人間から度を越えた非道な扱いを受け壊され使い物にならなくなってしまうのを防ぐ役割もあるのかもしれない。[注5]
そしてもしこのような役割もあるのだとすれば、徴兵や妓楼システムはまともな人間の監視下に置く事で亜人の身を守る『城』
という解釈もできる。
といっても体を売るのは16歳くらいからがよさそうなのに、それより幼そうな藍月はお触りされていたが。
もちろん国や時代によっては体を売る年齢は異なってくるだろう。
だがもしあれが客の違反行為で、藍月が逃げ出した後「こんな所で仕事をするのは嫌だ」
と言って教育係にビンタされたのなら、本来はあんな事にはならない様に気を使っている可能性もある。
人間と亜人のハーフ
この国の人間は亜人を獣という割には、妓楼に亜人を入れてしっかり性の対象にしているのも面白い。
第1話で子供藍月に酷い事を言う少年も、可愛い藍月の事が好きで尚且つ自分より身分が低いという関係性からああいう態度を取ったのかもしれない。
そして世界観が同じ『黎明のアルカナ』では、人間と亜人ではかなり遺伝子が違う様だが子供ができる事が証明されていた。
つまりこの国では、人間と亜人のハーフが結構いると思うのだ。
しかし似た種族の合いの子は、人工的にできたとしても生まれた子供に繁殖能力がない。
もしくは生まれた子供がメスなら繁殖能力があるのだが、オスは繁殖能力を持っていない。
という事がある様なので、ハーフが種として繁栄できるかは未知数である。
更に人間と亜人のハーフがいたとして、彼らはどちらにも属せない中途半端な存在となっていそうだ。
事件の犯人の手掛かり
藍月が襲われた第1の事件、そして茶葉を毒にすり替えられた第2の事件は、特に言及されていない。
第2の事件に関しては腰巾着曰く調べても何も出てこないとまで言われている。
どうしてそんな事になったのだろうか?
それぞれ思い当たった事を書いてみると以下の通り。
第1の事件は実は秘密裏に(皇族の誰かが資金源の)亜人の部隊が結成されており、そこからの刺客な為身元が割れなかった。
さらに例え藍月が殺さなくても、逃げられなければ服毒死していたというオチも付いていた。
第2の事件では誰にも気が付かれないように(忍者のように)隠密行動ができる者が犯行に及んだ。
2つの事件共通で金に困っている者を買収、もしくは弱みなど握りつつ自分の正体を明かさずに犯行を行わせた。
天耀の行動について
天耀の藍月に対する言動はまるで、子供の頃に辛い事があり自分の命すら大事にしないスレた藍月の心を癒す為の行動に見えて、異性というより母性を感じる。
ただ天耀は蘇月惨殺事件で心を深く傷付けている様に見えるのだ。
その姿はまるで、SANチェック失敗で不定の狂気に陥っている様である。
そして一連の行動は藍月の心を癒したい以外に、自分の心を慰める目的もあるように感じてしまう。
だから公式でもファンの中でも推されているであろう『藍月×天耀』カップルは傷の舐め合いなどの気配を感じて、私はこのままでの2人の恋愛は嫌だなー。となるのだ。
もちろんこの考えは余計な世話である。
注釈
[注1]
アニメ『攻殻機動隊』ネタ。
最初の画像は攻殻立ちを東方ProjectのFlashサイト『Walfas』のキャラ風に描いた物。
[注2]
しれっと使っているが、クトゥルフ神話TRPGのゆっくり動画に出てきたネタである。
[注3]
ちなみに俺達の藍月さんは毒見の時点でペッ! せずにごっくんしていた様だ。
さすが脳筋娘!
所で漫画では藍月に吐き戻させる描写はなかったが、仮にも少女漫画である。
ゲロインになるのを防ぐ為に描かなかっただけで、あの後天耀様に喉に指を突っ込まれ吐かされている可能性はある。
[注4]
国や時代背景により違ってくるだろうが実際の奴隷も高級な商品だった為、金額分は長持ちするよう扱われさほど酷い目に遭っていなかったようである。
更に作中の亜人達は比較的楽しんで生きている様に見えるので、言うほどひどい扱いはされてないかと。
[注5]
漫画『パンプキンシザーズ』の0番地区にいるボスの一人『グランマ』的な考え。
そしてそれをしないと道具として使い物にならなくなる以外にも、漫画『ブラックラグーン』のヘンゼル&グレーテル、アダルトゲーム『僕は天使じゃないよ』のローザ[注6]の様な確実に人類の敵になる様な危険な亜人が出てくる可能性もあると思う。
正直、仮にたった1人の子供の亜人がそうなったとしても、あそこまで歪むと大きな被害が出ると思うし良い事は全くない。
それくらい危険である。
所で原作ではどうして亜人は男なら徴兵、女なら妓楼に入れられるのかまだ具体的な説明はないので、『亜人を管理しやすくする為や人間より優れた亜人を効率よく扱う為の就職先など』は全て私の推測である。
[注6]
各キャラを軽く紹介。
レンは、5歳くらいの時に薬を飲まされ売春させられてた。
過酷な状況の中、彼女は別人格を作る事で完全に壊れてしまうのを防いだうえ客のニーズにも答えていた。
その後彼女は10歳そこらで戦闘兵器と化したり、実験台になってロボット君のパパとママを手に入れたりする。
というのを思い出してしまうのでレイプ目になってしまっていた。
そして私はレンが戦闘不能になった時のボイスの1つ「痛くしないで……」を聞くたびに、彼女の過酷な過去を彷彿とさせ少し悲しくなっていた。
尚、彼女には救いがある。
ちなみにパソコン版『空の軌跡 the 3rd』で彼女のエピソードを詳しく見る事ができる。
ヘンゼル&グレーテルは双子の孤児で、アダルトビデオに出演させられた後殺人ビデオの殺し役で出演させられ狂ってしまった。
そして彼女らは10歳そこらで次々と大人をブチ殺したり拷問したりして、最後は「お空が綺麗」とか言って死んでしまう。
ちなみにこの双子ちゃんはブラックラグーン単行本2~3巻に出ている。
ローザは幼い頃に両親が殺されるのを見てしまった子供。
その後孤児院に引き取られるも問題行動が目立った上家出。
そして彼女は攻撃的な性格を生かした(性的な)仕事を10歳そこらでする事に。
もちろん彼女も「普通の生活を送りましたとさ☆」
なんて救いは、どのルートでもない。
(しかしかなり昔の記憶なので、うろ覚え)
ちなみにかなり前のゲームだがDLsiteで販売されていた。
所で、他作品の引用含め「さてはアンチだなオメー」と思われる事ばかりしている謎生物であるが、冒頭に書いた通り「こうしてほしい」とかの欲求はないよ。
そもっそも雑誌によって作家が読者や編集から求められる事は違ってくる上、王ケモは少女漫画の中でも『チーズ!』というTLに近い特殊な媒体(私の偏見)での掲載である。
そこで歪んだ社会や人間関係を緻密に表現しようものならば、場合によっては胸がキュンとする恋愛ドコー? な鬱々としたSANチェック必須の作品になりかねない。
更に更にこの作品がもし色々と男性向けに作られた作品だった場合、私は恐らくここまで熱狂していなかったと思われる。