初期記事投稿日 2020/10/19
漫画はけして現実を忠実に表現する必要はないし、監修を付けている漫画でも事実とは違う風に表現する事もある。
つまり、面白ければそれでいい。
と思っているのだが……。
これは、藤間麗さんの漫画『王の獣~掩蔽のアルカナ~』のキャラが好きすぎる&考察要素のみで掲載誌を買って単行本まで買ってしまったが、ストーリー、設定、表現などが好きになれず王ケモアンチと化した哀れな謎生物の個人的感想である。
- ディスリ
- 『王の獣~掩蔽のアルカナ~』『黎明のアルカナ』『水神の生贄』のネタバレ
- 私は王の獣単行本7巻まで持っているが、それ以外は試し読みや読者の感想等で得た知識しかない*1
- ド素人の個人的な意見
- 私の中の王の獣という漫画の存在とは
- 過去作の評価
- ザックリと低評価部分
- 表現について
- 設定や目的について
- 人間による亜人の差別について
- 亜人の開放は可能か?
- アルカナについて
- 藍月について
- 天耀について
- 制作者の思惑
- 藍月達は蘇月を愛しているか?
- アニメジャパン・第4回「アニメ化してほしいマンガランキング 」にノミネートされたのに無反応
- モヤっとする箇所
- 都市伝説レベルの考察
- 良かった所
- 総評
- 関連記事
- 脚注
私の中の王の獣という漫画の存在とは
謎の中毒性があるが突っ込み所満載で、内容とは違う所で強制的に精神を病ませて来る漫画。
過去作の評価
王ケモ以外の藤間さん作品は電子版にて『黎明のアルカナ』1~2巻くらい、『水神の生贄』1~2巻くらい、『ロッカメルト』1巻を無料期間中に読んだだけだがこんな感じである。
黎明は続きが気になった。が、ネタバレで最後のオチを見てあまりのショックに全てを忘れる事にした。
水神は右も左も分からない場所に移された幼い主人公が痛めつけられて、可哀そうになり過ぎてしまってストーリーを楽しむ余裕がなくなるほど胸が痛くなってしまった。
そして
「ここは大人の、できれば女性の母性が必要では?」
と疑問に思う所も出てきて、それがしっかり描かれていればストーリーに引き戻されていたかもしれないが、それもなかった。
あとネタバレでオチを見たが好みではなかった。
ごめん私、カエルが先か卵が先かな話とかタイムパラドックスしちゃうタイムスリップ系は好みじゃないんだ。*2
ロッカメルトは一番好みに近かい作品だった。
だが王の獣でも感じるような設定の甘さと、うまく言えないのだが一連の流れにスカスカとした感覚があり好きとまではいかない。
ただロッカメルト1巻に収録されていた『ヘルプmeデンティスト』は普通に読めた。
ザックリと低評価部分
- 読むほど違和感が強くなる
- 説得力を感じない
- 設定の整理と作り込みが甘い
- 制作者の思惑を感じる
更に
「創作物はもう世に出し尽くされ、全くの新しい物は作れない状況だ。
その上で大切なのは『自分は何を作りたいのか? どう表現したいのか?』である」
という感じの事を芸術方面の話で聞いた事があるのだが、王の獣は内容や方向性があやふやで何をどう表現したいのかが分からなかった。
表現について
演出や設定などが原因か言葉での説明が多く態度で示していないのが原因か、説得力を感じず感情移入がしづらい。
しかし制作者の思惑は伝わってくる。
だから
「このキャラ凄いって思ってほしいのか」「ああ、ここで同情したり感動してほしいんだな」
という風になっていた。
設定や目的について
一つ一つの要素は面白いと思うが多すぎて意味が分からなくなった。
【舞台設定】
- 人間の他に亜人という人間より身体能力が優れた種族がいる
- 亜人が人間の道具として存在し差別されている
- アルカナという特殊能力が一部の人間と亜人にある
- 中華風ファンタジーの国が舞台
【主人公・藍月の設定】
- 人間を信用できない孤独な復讐者の女の子
- 女を捨て男として生きている
- 女である事を隠している
- 軍部でサイキョーになる程度に強い
【目的】
- 蘇月惨殺事件の真相と犯人捜し
- 帝位継承戦
- 亜人の解放
- 恋愛
【隠し要素】
- 蘇月は実は生きていて性的・肉体的に痛めつけられていた
という感じなのだが、それぞれ生きるジャンル、映えるシチュエーション、萌えるポイントが違う。
その上絡めてくる主要メンバーが多い。
もちろん上手くまとまっていれば楽しめたと思うが、各要素が薄くどっち付かずな作品という印象。
更に連載前に決めておかねばならない事を決めていない気配も感じる。
人間による亜人の差別について
人間と、それより優れた生物の亜人。
という関係性で人間が亜人を使役しているのは理解しづらい。
ロボットではないのでロボット工学3原則も通用せず、人間と違って身体能力が高く希少価値もあるので人間の奴隷とも同一視できない。
希少価値のある愛玩用の生物とも違って亜人は知能がある為、閉じ込めておくなら分かるのだが行動を制限する明確な『何か』*3がない状態だと納得はできなかった。
そもそも時代背景的に人間の平民の命は軽く、金のない人間が娘を妓楼に売る様な世だと思う。
そんな中、本編で身近な人間が亜人に優しく、差別表現も思い出したかのようにやって来るが説得力が低く、亜人だけの特別な『差別』は感じられなかった。
亜人の開放は可能か?
亜人というチート能力者(兵器)を人間が使役している時点で、その人間からの解放(軍事力を著しく下げる)は一国家でどうにかなる問題じゃないと思う。
アルカナについて
アルカナは誰でも持っている訳ではない。
なのでアルカナの有無で差別される他、人が殺されたり抗争が起きると思う。
ちなみに原作では、墨が差別されていた事以外に特にこのような表現はなかった。
藍月について
【名前】
藍月は偽名を使っていない。
だが『性別を偽り宮廷に潜り込む』というのは亜人の身分と時代背景的に、ばれたら死に繋がる事だと思うし作中でもそのような表現が出て来る。
ならば偽名を使うのが自然であるし、そうすれば18話での太博との会話で出てきた偽造の話に矛盾がなくなる。
【男装】
性を偽る期間が長ければ長いほど合理性を感じない。
特に軍人は集団行動のイメージがあるし、藍月は下っ端で自分の思うように動けない状況にもなりそうなので、協力者がいないと難しいと感じた。
そして藍月自体の「女だとバレるかも!」という展開は数回あるのだが*4、こういった作品でお馴染みのひやひや感は印象に薄く、むしろ藍月よりハラハラしている事が多い太博の方が印象的。
ちなみに今まで必死に隠してきたはずなのに、第5話(藍月が宮廷に来て4日目の夜だと思われる)で太博に女バレしている。
【蘇月惨殺事件の犯人捜し】
蘇月が死ぬ前後、何があったか?
いつどこでどんな死に方をしていたか?
などの情報を探る様子がない。
そして自分の目的が天耀に知られた後、天耀に蘇月の死に様すら聞いていない。
(もちろん天耀も蘇月が死んだ時の情報を、一切話している様子はない)
なので蘇月に対し関心が無い様に見える。
【蘇月との仲と復讐心】
作中、藍月と蘇月の思い出話が1話のアルカナ検査の時以外語られる事もなく、掛け替えのない家族観が薄い。
なので復讐に燃える藍月の必死さが伝わりにくい。
もちろんそれだけではなく、蘇月に対して無関心に取れる事件の調査も拍車を掛けているが。
【人間を信用できない孤独な復讐者】
藍月は何度も人間に酷い仕打ちをされ、裏切られ生きてきた設定だ。
だが、第4話(藍月が従獣に就任して4日目だと思われる)にて天耀に攻略される。
一応4話で天耀を信じてもいいか聞いた後、天耀に対して信じ切れずに葛藤する描写が10~11話で来ているのだが不自然に感じた。
天耀について
作者が意図してるのか知らないが、天耀は男でありながら圧倒的母性を感じる
「こっ……これが、『バムみを感じてオギャる』か……!!!」
という、十分魅力的なキャラである。
なのに設定周り、表現、進行の所業か、はたまた太博や江凱に美味しい所を取られている為かあまり魅力を感じない。
更に蘇月の事件に対しても切れ者設定などがあるのに
- 頭のない死体に疑問を抱かず、超豪華な蘇月の墓を建てる*5
- 藍月と蘇月は毛の色も瞳の色も同じで容姿も名前も似ているのに、血縁者であると思っていなかった
- 江凱に対しては能動的に蘇月を殺した犯人か否かを調べる様子がない
- 蘇月が行方不明後どうなったかも蘇月の居場所も、江凱の活躍で判明
という馬鹿っぽい行動を取ってしまっている。
なのに周囲の人間はやたらと天耀を持ち上げるので違和感がある。
制作者の思惑
掲載誌の傾向や雑誌&単行本等にある煽り文句から
「一番見せたいのは天耀の魅力と、天耀と藍月の身分違いの恋愛なんだろうな」
という思惑は感じるのだが、上手くいっている様子が無い。
更に恋愛の方は蘇月の設定が重く、足を引っ張っていると感じた。
そんな中魅力的に映ったのは行動力や中身にイケメン力を感じる江凱と、藍月が女だとバレないように不器用に頑張って最終的に藍月に情が湧いた太博だった。
そもそも天耀の設定や性格的に藍月と恋人同士になったとしても、特に問題はないのでは?
むしろ身分違いの恋愛が生きるのは、立場がさほど強くなく性格的にも駆け落ちして平民の暮らしができない璃琳と、そんな璃琳より更に立場が低い墨だろう。
そう思っていたら、太博と墨の瞼が二重から一重に変更された。
太博は17話の最後で見せ場があった後の18話から変更された。*6
墨の方は掲載紙も単行本も見ていないのでよく分からないが、34話が掲載されていたチーズ! 2021年12月号試し読みで一重になったのに気が付いた。
そしてどうも33話で璃琳をお姫様抱っこするという見せ場があったようなので、その前後で変更された可能性がある。
ちなみに天耀もテコ入れがあり19話から突然藍月の可愛さにときめき、それ以降性格も間抜けで可愛くなる。
あと江凱は不細工整形を今の所免れているようだ。
おまけのビフォーアフター
太博
ビフォー→アフター
墨
ビフォー→アフター
※墨の方は雑誌を買って追っていなかったので、自分ができる範囲での比較です
ちなみに単行本第7巻時点で墨の二重の線があったりなかったり短かったり、不安定になっていると感じる。
藍月達は蘇月を愛しているか?
蘇月は実は生きていて、数年間天耀の父親である皇帝に人体実験されていた。
内容は蘇月の体の一部を切り取り食べたり*7、房中術*8を試したりだ。
そして蘇月は肉体的にも精神的にも痛めつけられ、多重人格になっている様だった。
というのを、試し読みやネタバレ記事などの情報で得たのだが……。
それらの情報だけだと、藍月と天耀は蘇月の心のケアよりも恋人としてのイチャイチャを優先している様に見えた。
更に蘇月が房中術を試された事は藍月&天耀も聞いていたのである程度彼がどんな扱いを受けて来たか知っているはずなのだが、私ならあれを聞いて蘇月の境遇を考えると彼氏とイチャ付く所ではない。
おそらく毎日隠れて泣く事になるし「もっと早く見つけてあげれば」と後悔し、彼氏を心の支えにする事はあっても蘇月中心の生活になると思う。
そういった考えに加え元々蘇月そっちのけで藍月&天耀がイチャ付いてる雰囲気もあったので、機能不全家族の様に見えたり、藍月&天耀に問題がある様に見えたり、ルナブログ*9等を書いている本体の家族を見ている様でつらくなった。
もちろん漫画を全て見れば藍月と天耀が蘇月と合流後、昔の彼と雰囲気や一人称が変わっている事や皇帝達から受けた虐待で心は大丈夫かと、気が付いている様子や心配している様子が描かれているかもしれないし見え方が変わる可能性は十分ある。
ただ作者の過去作を無料期間中に見た感じと担当編集者の他作品を見た感じ*10、期待が出来なかった。
アニメジャパン・第4回「アニメ化してほしいマンガランキング 」にノミネートされたのに無反応
単に気が付かなかっただけだと信じたい。
が、ニッチ枠の割には編集部がやたらとランキング等を気にしている様子もある尚且つ、チーズ! の他作品はノミネートされてない事を考えるとよくない想像は多少した。*11
モヤっとする箇所
1
電子版『王の獣』6巻77p・114pの天耀の顔が、チーズ!2020年4月号~2021年1月号のどこかの『恋と弾丸』桜夜と『ハツコイ×アゲイン』栞の表情に似ている。
中にはキャラに合ってないと思う表情もある。
2
紙版『王の獣 4巻(初版)』31p天耀と、電子版『王の獣 7巻』79p藍月が「別人が描いた?」と思う絵柄。*12
特に 4巻の天耀は、服の構造も変わっていて不自然。
3
『王の獣』5~6巻の
16話・藍月がおやつを食べる
21話・天耀から藍月にブレスレットをプレゼント
21話・鼻と鼻がぶつかる
23話・藍月のお昼寝
が、出版:講談社 著者:マツモトケンゴ『今まで一度も女扱いされたことがない女騎士を女扱いする漫画』1巻の
19話・レオがスイーツを食べる
5話・フーリーがレオにペンダントをプレゼント
4話・鼻と鼻がぶつかる
14話・レオのお昼寝
をなぞっている様だなと感じた。
(ちなみに女扱いする漫画の方が先に出版されている)
4
王の獣の感想記事で書かれていた『こういう展開希望』という事が後の展開として出てきた事があり、他人の意見に左右されやすい作品なのかな? と感じた。
それから……。
私がブログに載せた事、ネタにしてますわよね?!
もちろんこれらは気のせいだと思うし、事実であってもパクリだとは思わない。
そもそも被らないようにする事は不可能だと思っている。
ただ、他の事と合わせて考えると楽観できない。
しかしそれは、色々あり過ぎて肯定的に見られないせいもあるだろう。
都市伝説レベルの考察
原作は、精神面で何か問題を抱えた個体の話を描いているのかもしれない。
もしそうだったら
藍月は依存体質だから天耀にすぐに懐いた。
藍月が蘇月の死に様さえ聞かなかったのは、蘇月の死を名義に人や亜人を殺す事が目的だったから。
天耀が頭のない蘇月の死体に違和感を覚えず墓を建て、その後特に何もしなかったのは可哀そうな自分優しいをアピールするナルシストだから。
となって、しっくりくるので。
そういえば『黎明のアルカナ』のロキも、試し読み1~2巻程度と読者の感想を見る限り
「自分がナカバのヒーローになりたい」
という思惑や、サクリファイスを感じるキャラだった。
良かった所
キャラクターはよかった。*13
それはけして外見ではなく中身や言動がいいと感じさせた。
ちなみに水神の生贄の時も主人公が魅力的に映っていた。
そして水神様の方も彼は人間とは価値観の違う神様なんだ。というのがよく分かる言動を取っており、やはりそっちはそっちで魅力があった。
黎明はよく分からないのだが、ロキが死んでしまった詳細をネタバレで見た時ショックが半端なかったので……ってか、本気でしばらく落ち込んでたわ!
だったので、多分藤間さんのキャラクターは凄く好きになりやすいんだと思う。
それ以外で良かったのは、部分的な感情表現など、続きが気になる引き、名前が比較的読みやすい、ガッツリ目じゃないファンタジーな所など。
おいおいガッツリ目じゃないファンタジーがいい所か?
と思う人もいるかもしれないが、確かにファンタジーコアファンにとってはファンタジーとして見た時物足りないと感じるかもしれない。
しかしファンタジー初心者のビギナー向けとして見ると、あれくらいがちょうどいいと感じる。
それから他の人の評価を見ると
- 絵
- ストーリー
- 設定
- 言葉選び・言葉の使い方
を良かった点としてあげる人もおり、特に1・2はよく言われている様だ。
私も1と4なら共感できる。*14
しかし設定とストーリー、テメーは駄目だ。
これだけは譲れんっ!
総評
私は主に男性向け作品を好む傾向だ。
しかし雑食気味であるし、少しの違和感なら特に気にせず雰囲気に流される方だとも思う。
そんな私でも初めから何か引っかかりを感じ読むほど流されにくくなり、これは『好み』の問題ではないのでは? となった。
それから太博達の顔変更がSF要素等の事情ではなく、大人の事情であると仮定したうえで厳しい事を書くが。
描きにくさから髪型や服装などを変更したり、時間経過で徐々にキャラが変化するのは私は別に気にならない。
だが、サブキャラとは言えイケメン度を下げるような改変を突然行うのは商業誌、しかも小学館というブランドではやってほしくなかった。
こういう事をしなくても済むようにプロには編集が付くと思っているし。
それにこういう事は、デビュー15年ほどの『小学館新人コミック大賞』を佳作でデビューした人にやらせる事ではないと思う。
だけど私はその事に関して特定の個人が悪いとは思っていないし、一方的に制作者サイドや販売サイドが悪いとも思ってない。
ちなみに王の獣は、足りない部分や陰惨な事件要素を初手で見せていたからこそ気になり*15無料分で切らずにネタバレ記事を追い、キャラが好きになり、掲載紙や単行本を買う事になったのだろう。
そこにアンチのファン以上によく見ている本質と、キャラが好きなファンの特性が入り乱れここまで熱狂したのだと思う。
ただ、私は『商品を買う』=『投資』と捉えていて
「本当にこの漫画を買い続けていいのか?」
「この漫画を買うなら、もっと面白いと思えるクリエイターの商品を買った方がいいのではないか?」
と迷う事もあった。
もちろん最後までちゃんと見れば、これら意見が変わるかもしれないがのだが……。
私は色々あって、今後『藤間麗さんの王の獣』を最後まで見る事は出来ないかもしれない。
そして、私はこの作品を他者にお勧めする事は出来ない。
二次創作を作っておいてこの言い草は失礼だと感じている。
だが色々な事象を考慮すると、勧める事が出来ない。
あと、王の獣のパラレルワールド二次創作、完結したわ。
関連記事
脚注
*1:試し読みや読者の感想等も36話くらいでよく見なくなったので大して分からない
*2:しかしタイムパラドックスを考えさせられる系は別に嫌いではない
*3:奴隷として使役できる術・刻印、行動を制限する首輪など、ファンタジー作品でお馴染みであろう物など
*4:2話のさらしが透けて慌てて隠すシーンと、太博と本格的に仲間になった18話以降の採寸イベントなど
*5:頭を木っ端微塵にするのは時代背景的にも難しく、死体の状況や意味合いを考えると頭があった方が自然だと思うが……
*6:マイクロ版や単行本ではそれ以前の話から修正が入っているが、よく見ると修正されていないカットもあったりする
*7:皇帝は異常プリオンになっているかもしれない……
*8:超簡単に説明すると房中術とは中国のセッ●ス健康法。つまり蘇月は天耀の父とア●ルセ●クス(ち●こを尻の●に突っ込むあれね)をしていた事になる
*9:『気が付かれなかった取り替え子』の事。URLに『lunatic』と入れたのでそう言ってる
*10:『恋と弾丸』『黒崎秘書に褒められたい』なども担当している。確か『虹、甘えてよ。』も担当していたと思う
*11:この時、王の獣より売れている様子のアニメ化されていない別作品もあった。もちろんチーズ! 読者層はどちらかというとドラマ好きなのだと思うが
*12:7巻の藍月は気合をめっちゃ入れた絵なだけかもしれないが
*13:魅力が十分引き出されていないと感じる部分もあるが
*14:しかし絵は私の好みではない
*15:中途半端だとかえって考察のし甲斐が出てくるものである。そして怖い・痛い・恐ろしいなどの物は見たくないが、それでも好奇心に負けて見てしまうという心理が働く