- この物語の元となったのはとある版権物
- 純粋な漫画でも小説でもない
- 後に矛盾が生まれる可能性アリ
- 色々あってこの物語はいらない子となった為、突然終了の予感
- 私は漫画や小説などを作るのは得意じゃない
前回
朝ご飯も終わり、そろそろ仕事に入ろうかという頃。
シンは勇気を出し、昨日の件でレンに謝ろうとしていた。
「昨日はしつこく付きまとっちゃって、ごめんね……」
「おー。あれはウザかった」
「うぅ、もうあんな事しないから!」
「私の事、彼女って言うのもやめてね」
「それはもう言わないよ! それにあの時は僕、色々分かってなくて……」
「ふーん」
レンはほんのちょっとだけ疑いの眼差しを向ける。
でもそれだけで特に怒りを表す事もなかった。
「それであの、レンちゃんに折り入って頼みが……」
「何?」
「僕と……友達になってくれる?」
という訳で、シンはレンと友達になれた。
ついでに親からレンの写真を見たいとリクエストされた事も告げ
更に。
「せっかくだからシンも写ろー」
というわけで
実は友達とかに憧れていたレンちゃんであった。
*
アイはレンが特別なEVEという他にも、所有者が以前いたという情報をボク達から聞いていた。
なので不思議には思ったが、彼女はそれについて聞き出す事はしない。
それはEVEとしての本能もあるが、EVEはけしていい境遇に置かれるとは限らないという事もよく知っており、更に特別なEVEのレンはそれ故の事情もあるのだろうと考え詳しく聞くのは気が引けた為だ。
だからアイはレンに笑顔を向けてこう言った。
「じゃぁ、今日からあたしはレンの友達2号だな」
「おー、2号。いい響き」
あまり感情が表に現れないと思われるレンだが、喜んでいるのはよく分かる。
そしてそんなレンを見ていたらアイも嬉しくなったので、こんな提案をしてみる事にした。
「レン、もっと友達増やすか?」
「増やす」
「じゃぁ今度はサチを友達に誘ってみるか!」
「おー」
この後ちゃんと説明した。