Dへの扉

謎生物、地球でやりたい事をする

謎生物・創作の軌跡13-1『裏と表に別れた世界』

◆注意◆

 これは、脳内でグヘヘっていたりやたらと細かい設定を考えてはみたものの、それ以上には行けなかった創作物。

創作の軌跡13『裏と表に別れた世界』まとめ

ayano-magic.hatenablog.jp

創作の軌跡まとめ

ayano-magic.hatenablog.jp


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表と裏がある地球

 太古の昔、地球には妖魔、妖怪、妖精、悪魔、神などと呼ばれる人ならざる者の存在がおり、それらと人間は割と平穏に暮らしていた。

 しかしそこに異星人がやって来て、人間にオーバーテクノロジーを与え去って行く。

 すると人間は徐々にその力を使い、人ならざる者を攻撃した。

 やがて、人間同士の戦争を始めてしまう。

 

 そして人間達は人ならざる者の頂点、強い力を持った女王の住む島国に攻め込むと、優しく人間の事も好きだった女王とその仲間を捕らえ奴隷として使役しだした。

 

 そんな中、人ならざる者の影響で異能の気配を見せる子供が生まれ、その子らが狩られ始める。

 そこに再び異星人がやって来て、まず異能に目覚め掛けた子供やその子らを守ろうとする女性研究員を大型宇宙船に乗せて地球から逃がした。*1

(ワープ的な装置を搭載した宇宙船技術は地球人に無い模様)

 

 その後もこの戦争の中、居場所を失った地球人を地球から逃がそうとする異星人により一部地球人は移民に成功。*2

 

 そんな事が行われていた頃、地球で何とか人間との共存を模索していた人ならざる者の女王が、愛していた男を殺されたショックで暴走。

 ありとあらゆる物を壊し、沢山の人間を殺し、もう一つの地球・裏世界を生み出す。

 そして女王は人ならざる者を裏世界に連れ、姿を消した。

 一方人間は女王の暴走により、異星人から与えられ栄えた科学文明を一気に失ってしまう。

 しかし異星人達はまた同じ事になるのを恐れ、自分達の技術を人間に与える事なく去って行く。

 こうして、人間はまた一から文明を築いて行く事になったのだった。

 

 ……という事があり、地球は表と裏に別れている。

 ただ、完全に別れた訳ではないのだ。

 寝て見る夢は裏世界に繋がっている事もあるし、人間が普段生活している中でも裏世界に繋がったり混ざったりする事がある。

 そしてそういった時に起きた出来事は、人間達の間でお伽話として語られたり、怖い話として語られる様になった。

 そうしている内に人間はまた科学力を発達させていった。

 ちなみに2040年代に表世界で裏世界の研究が盛んになるが、その頃はまだ裏世界の事は公になっていない。

 

神について

 太古の昔、人間から神と呼ばれた者は存在している。

 ただそれらは決められた土地を守って生きる存在などで、大地や人間を創造した神は少なくとも出てこない。

 そして人間との関係が悪化した後も彼らは存在しているのだが、人間に対して友好的とは限らないだろう。

 むしろ人間を対象にした悪戯や、洒落にならない遊びが好きな者の方が多いのかもしれない。*3

 

余談

 元は上記設定の下
「人間達が望んでか望まずか、怪異に足を踏み込んでしまう……」
 という様なストーリーを『ある日、ある時……』という表題を付けて、様々な人達を主人公に書こうと考えていた。

 書けてないが。

 

 更に『ある日、ある時……』というタイトルは『マルチジャンル・ホラーRPGインセイン』というTRPGの説明で「隣人のお姉さんが人間ではなかった」的な物があったのを聞いて憧れて付けた。

 と思う。多分……(うろ覚え)


*1:惑星インフェクト

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*2:百の星々

ayano-magic.hatenablog.jp

*3:クトゥルフ神話TRPG』のニャルラトホテプの様な存在かもしれない……