◆注意する事ばかりで長くなった注意◆
これは
- 重度の中二病患者が作った黒歴史濃度の高い「アタイの考えたサイキョーの王ケモ設定!」
- 原作のネタバレと世界観&キャラ崩壊
- 女体化
- 原作を読んでいる事前提だが、読んでいても意味が分かるとは限らない
- 滲み出る変態性
を含みます。
そして私は
- 小説・漫画・絵等を書くor描くのが得意ではない*1
- あっぱっぱーだし中華風ファンタジーはもちろん書けん!
- 王の獣は単行本7巻まで持っているが、それ以外は試し読みや読者の感想等で得た知識しかない*2
- 王の獣のキャラが好きだがアンチという矛盾の存在
です。
それでも見たい人は続きへGO!GO!
番外編『お茶会前後の事件』
逞牙のお茶入れ特訓
「旺眞様、心配し過ぎですよ。俺、実家にいた頃からお茶くらい入れてましたし、何なら料理だってしてましたから」
お茶会に向けて。丁寧で優雅なお茶入れの特訓をしようとなって、女官達に手伝われながら逞牙はお茶を入れようとしていた。
しかしそこに旺眞がやって来て
「お湯は熱いから……」「難しくないかしら……?」
と、モゴモゴしながらも過保護気味に心配してきて、だから逞牙は冒頭の言葉を言ったのだ。
「俺は大丈夫なので、旺眞様はここで見ていてください!」
逞牙は自信満々にそう言うと椅子を持ってきて旺眞を座らせ、優雅とはいかないが可愛らしくちゃんとした手順でお茶を入れる。
「優雅に入れるとかは分かりませんが、ちゃんと入れられてると思うので飲んでくれますか?」
逞牙が持ってきたお茶を旺眞は受け取り、冷ましつつコクリと飲んだ。
「……とても美味しいわ」
「良かったです! かーちゃ……母から、料理を美味しく作るコツは食べる人の笑顔を思い浮かべる事だって聞いていたので、旺眞様の笑顔を想像して作ったんですけど、上手くいきました!」
逞牙は嬉しくて、尻尾をブンブン振ってとても良い笑顔を向ける。
でも旺眞はすごく嬉しいのに何だか恥ずかしくて、下を向いてしまう。
それを見た女官達は
『おねショタだわ……』
と、ほっこりと笑うのであった……。
そして。
「逞牙、貴方に教える事はもうありません。本番もこの調子で入れなさい」
「え? 分かりました……」
逞牙は『いいのかなぁ?』と考え、女官達は『この可愛さを、他の者にも見せ付けてあげましょう』などと思っていた。
茶会の後の墨
これは、茶会が終わった日の夜の事……。
時々、彼女を閉じ込めておきたくなる。
俺を家族の様に慕ってくれる彼女。彼女曰く舎弟だそうだが、それでも俺は嬉しい。
ずっと傍に居たい。誰にも渡さず、誰にも見せたくない。
だがそんなことは許されない。
何故ならおれは亜人で、彼女は公主様なのだから。
そんな彼女は今年16歳になり、リトアネルの王子の元に嫁がされる。
そうしたら、もう俺は彼女に会えないのではないか?
少なくとももう、今の様に彼女は俺に会いに来てはくれない。
怒った顔や笑った顔を向けてくれない。
嫌だ。嫌だ……! それは、嫌だ! それは悲しい。それは、辛い……。
なら、彼女をさらって、閉じ込めて、ずっと俺の傍に置いておきたい。
でもそれでは……彼女は幸せになれない。
「うぅ……」
墨は生まれては消える負の感情に悶々とし、眠れぬ夜を過ごして。
翌日。
「うぉ! なんだそのクマ?!」
驚く江凱に「少々寝不足でして」とすまして答える墨。
『なんで昨日あんなに引きずったんだろう? 普段ちらっとそういう考えが浮かんでも、すぐに消し去るのに』
と考えながら。
そして璃琳は背中に悪寒が走っていた。
『お茶会前後の事件』終
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