◆注意する事ばかりで長くなった注意◆
これは
- 重度の中二病患者が作った黒歴史濃度の高い「アタイの考えたサイキョーの王ケモ設定!」
- 原作のネタバレと世界観&キャラ崩壊
- 女体化
- 原作を読んでいる事前提だが、読んでいても意味が分かるとは限らない
- 滲み出る変態性
を含みます。
そして私は
- 小説・漫画・絵等を書くor描くのが得意ではない*1
- あっぱっぱーだし中華風ファンタジーはもちろん書けん!
- 王の獣は単行本7巻まで持っているが、それ以外は試し読みや読者の感想等で得た知識しかない*2
- 王の獣のキャラが好きだがアンチという矛盾の存在
です。
それでも見たい人は続きへGO! GO!
第三十二話 弐の夏『カリスマ皇女の璃琳様!一』
突然だが、三つのウロがまるで人の顔のような『人面樹』と呼ばれる木*3が、天耀の宮の池の際に存在する。
天耀はこの木を子供の頃に兄弟の中で一番怖がっていたのだが、十四歳になる年に後宮を出され与えられたのが、この人面樹がある宮だった。
そして今。その人面樹のそばで白い狐の亜人がじっと池の魚を見つめていた。
『これは、何だろうか?』
雪は、天耀に対する自分の妙な気持ちに付いて考えていた。
特に最近は、それで心が乱れる事が多くなった気がする。
彼からは母性の様な物を感じてはいたのだが……。
『それで、こうなるのか……?』
雪は唸りながら考えたが、これが恋愛感情だとはまだ気が付けない。
そこに。
「こいだね」
と、謡尾を連れた麗雲が現れ雪の体がビクリと跳ねる。
「立派な鯉だねぇ」
麗雲は意味ありげに含み笑いをし、池の鯉を目で追った。
ちなみに、その内の一匹は頭に人の顔の様な物が浮かび上がる、人面魚だ。
数年前に麗雲が出かけた先で見つけたと言って「人面樹の池においてやってくれ」と、天耀の返事も聞かずに放った物である。
「何か悩み事かい? 眉間に皺が寄っているよ」
「いえ、まぁ……そんな所です」
「ふ~ん……。所で君、天耀の事が好きかい?」
麗雲は意地悪しているような顔で、意味ありげに尋ねる。
「え? はい、好きですけど……」
その答えを聞いて麗雲は驚いた後、笑った。
「僕が聞いているのは天耀を恋愛感情で好きか? なんだが、それでもかな?」
それに雪は赤面しつつ顔をいぶかしませる。
「は? 僕も天耀様も男ですけど……?」
「恋愛に性別は関係ないよ。それで、どうなんだい?」
謡尾は『そうだそうだ!』と言いたげに尻尾を左右へフニャフニャ揺らす。
そして雪はしばし考え。
「……天耀様は、素敵な人だとは思います。ですがそれが恋愛感情に値する物なのかどうか、僕には分かりません。
そもそも僕はここへ仕事をしに来ているのであって、恋愛をする為に来ている訳ではないので。
では、失礼します」
と言って去り、謡尾は「つまんねーヤツ!」と言って麗雲はふふっと笑った。
***
僕が、天耀様を恋愛対象として見ている……?
そんな事はない。僕に、それをする資格はない。一刻も早く蘇月を見つけ出す事が大事なのだから。
蘇月。
蘇月がもし、誘拐されているならば……。
***
雪の体から汗が吹き出し、鼓動は早まり、不安感が襲い、それと同時に胃液が込み上げて来る。
『例えこの感情が恋愛の物だとしても、今はそんな事をしている場合じゃない。
早く、早く見つけ出さないと……』
◆
***
もうすぐ天耀お兄様が、蘇月の話を聞きにやって来る。
もちろんあの、雪とかいう従獣も一緒だそうだ。
天耀お兄様が雪が来てから蘇月の事を調べるようになったのは、耳にしていた。
そして、ようやくあたしの所に来るという訳だ。
これで、ようやくあたしも……。
***
◆
璃琳に蘇月に付いての話を聞きに行く日。
太博は雪に璃琳の詳しい情報を教えていた。
■太博の璃琳情報
江凱と母が一緒で、最後に生まれた皇帝の子供。
母親に似て商売のセンスがあり、現在そっち方面の仕事もしている。
また、ファッションや化粧品などの開発の他に、食べ物やカフェ、雑誌や漫画などの娯楽、更にはそれに関係する技術の開拓などに投資をし、主に若い女性からカリスマとして支持される皇女だ。
ただ近代的な物を多く取り入れているのもあり、年配者からはそこまで支持されていない。
参の夏終わりに誕生日があり十六歳になる。
誕生日後、リトアネルという国の皇子と結婚する予定。
「まぁ、こんな所か」
「えぇ? それだけでいいんですか、太博様?」
近くで拭き掃除をしていた天舞が雑巾を絞りながらそう口をはさむ。
「何か他にもあるんですか?」
雪が聞くと天舞は「はい!」と笑顔で教えてくれた。
「璃琳様って、墨さんと仲がいい? みたいですよ」
太博は「こら! 天舞……」と窘め、天舞は「これくらいいいじゃないですか。それに有名な話です」と口答えする。
そんな仲のいい兄妹を見ながら、雪は首を傾げた。
「何で疑問形なんですか?」
「あぁ、なんでもお嬢様と執事って感じらしいです」
「なるほど。似合いますね」
雪はこの二人をよく知らないが、何となくそう思って答えた。
第三十二話『カリスマ皇女の璃琳様!一』終
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