Dへの扉

謎生物、地球でやりたい事をする

謎生物・創作の軌跡12『百合と薔薇なキャラ』

◆注意◆

 これは、脳内でグヘヘっていたりやたらと細かい設定を考えてはみたものの、それ以上には行けなかった創作物。

創作の軌跡まとめ

ayano-magic.hatenablog.jp


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登場人物

百合組

毬華(まりか)

 死神、死神さんなどと呼ばれる不死の少女。見た目は17歳くらいで止まっている。ツインテールの黒髪と赤い目が特徴。2000年くらいから活動している。

 和菓子と緑茶が好き。冬は半纏を愛用。性の対象は女性。

 

 表情を変える事も感情を高ぶらせる事もせず、日々淡々と特定の人を殺して生きている。

 武器の日本刀は切られた者の血を吸う魔剣。この刀に切られた死体は血が無くなる。

 

 元は人間だったが、母親の生き様を見て生きている事が幸せとは限らないと思い知り、それが切っ掛けで人を死で救済する事を望むようになった。

 それから数年経ち彼女が17歳頃の時、裏世界と呼ばれるもう一つの世界*1の住人・女郎蜘蛛がその願いを面白がって叶える。

 こうして彼女は条件付きの不死となり、血吸いの刀と超人的な身体能力を手に入れ、死を望む者達の声が聞こえるようになった。

 その時元は黒い瞳の色も赤く変化する。

 

 彼女は長い事一人で活動してきたが、エッティエームと些細な切っ掛けで知り合い縁もあって一緒に暮らす事になり、何だかんだでエッティエームが死去するまで一緒だった。

 

 その後はまた一人になったのだが、ある日自分に力を与えた女郎蜘蛛の子供の所業でとある少年と出会い、彼が力を欲していたので自分の力の半分を渡してしまう。

 それから毬華は目の色が元に戻り、年も取るようになった。

 

 モットーは、苦しませずに逝かせるが、時には苦しませた方がいい事もある。

 

【小ネタ】

 うろ覚えだが『真昼に踊る犯罪者』というエロゲーの『アーティー』というキャラがモデルだと思う。

 

血吸いの日本刀

 普段は毬華の中に入っていて、使う時に手から出て来る。

 一見普通の日本刀だが、刀に血が付くと中に吸い取られるように消える。

 刃こぼれはしないが、それは血をエネルギーとし自己修正するから。

 毬華の命そのものなので、これが壊れると毬華も死ぬ。

 

 この刀が定期的に血を吸う限り、毬華は飲まず食わずでも生きていられる。

 しかし人間だった頃の習慣と相棒の影響で、食事をとる時もある。

 だが毬華は途中で力を半分にしたので、それ以降は定期的に食事を取るようになった。

 

毬華が人間をやめた訳

 母はとても苦しんでいた。身体も精神も病んでいた。

 だけど死なせてもらえなかった。薬漬けにされて生かされ続け……。

 だから死にたがるようになった。

「殺して」

 と何度も言われたけど、私は何もできず、ただそんな母親を見ていただけだ。

 私は私が可愛いから、彼女を殺す事はしなかった。法律があるから仕方がないと、何もしなかった。

 そうやって少しずつ死んでいく彼女を私はただ見続けた。

 そして母親は死んだ。

 それから、苦しんでいる人を見ると殺したくなった。

 死にたがっている人を殺したくなった。

 なんの苦痛も恐怖もなく、幸せな時間を夢見ている間に、幸せな気持ちのまま消してあげる事ができたらと、そう強く願っていた。

 そんな事を願いながら過ごしていたある日、声が聞こえた。

「その願い、叶えてあげる」

 その声の主は私に対して対価らしい対価も求めず、ただ面白そうだからと願いを叶えてくれた。

 私の魂を血を吸う刀にし、死にたがっている人の声が聞こえるようにし、刀が人の血を吸う限りは生き続けられる身体に変えてくれた。

 それから、私は人を殺して生き続けた。

 これは魂の救済だ。

 私の、私の為だけの魂の救済。

 だから私は今日も死にたがりを見つけて殺す。

 

エッティエーム

 コンピューターオタクの女性。寒さの厳しい国の出身。愛称はエッティー

 金髪碧眼の美しい外見に反し、引きこもりがちで凶暴な独り言を吐きがちだが小心者。

 性の対象は女性。

 18歳頃毬華と出会う。

 家では常にハッキングで知り得るだけの他人の弱みを収集しつつ、ゲームやアニメや漫画を楽しんでいる。

 自分の仕事を助けてくれるオリビアというお助けAIも作る。

 学校にはまともに通っていないが、パソコン関係やハッキングに関しては天才的なので問題は多分ない。

 毬華の事情は知っていて、それでも仲良くしているし一緒に暮らしている。

 日々のお仕事では、自宅でできる情報収集や毬華のサポートをこなす。

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 こちらがお助けAIオリビアさん。

 

毬華がエッティーと一緒にいた頃の仕事

 エッティーが殺されても文句を言えないような人間を探し出し、毬華がヤッてみぐるみを剥がすという物。

 その『殺されても文句を言えないような人間』とは、法で裁けなかった犯罪を犯した者や軽犯罪の常習犯などである。

 

 特別誰かから依頼されるわけではなく、正義の味方の様な事をして金稼ぎをして日々を過ごしているが二人には正義感などなく、ただただ自分達が今できる事で日々生きて行ける方法を考えた結果やっている事なので褒められた事でもない。

 それに加えて毬華が個人的にやっている魂の救済的な殺しでも、身ぐるみを剥げとエッティーが指示をしている。

 しかし必要以上に稼がない為、裕福とは言えない生活をしている。

 

薔薇組

阿倍野 総二郎(あべの そうじろう)

 1991年生まれの男性。性の対象は男性。彼氏がいる。タレ目。愛煙家。

 裏世界がらみの怪奇現象専門の探偵で、警察と協力する事もある。

 特定の住居は持たずホテルや旅館で暮らし、事件が起こると西へ東へと移動して事件を解決している。

 

梅原 竹松(うめはら たけまつ)

 2003年生まれの男性。性の対象は男性。総二郎よりだいぶ若く女性にもてる。阿倍野総二郎の12歳違いの恋人。

 人が寝て見る夢の世界に行く事が出来る能力者。

 彼はその能力を利用して情報を集め、問題を解決していく探偵の様な仕事をしているが、情報通なので情報屋とも呼ばれている。

 ただ精神世界に潜り込むには寝る事が必要で、そのせいでよく眠っている人だと思われている。

 能力を使い裏世界にも行き来する事ができる。

 


 

 TRPGのキャラの様だ。( ・`ω´・ )

 


*1:ドリームランドや神々の住まう地などと言われる人間にとっては脅威になる世界