- この物語はとある版権物の影響で制作されている
- 純粋な漫画でも小説でもない
- 矛盾が生まれる可能性アリ
- 私は小説や漫画等を描くのが得意ではない
【卯月 陰(うずき いん)】
黒狐系妖魔の女の子。17歳。
父と母に家を追い出され
いまは男の娘として暝玉に仕えている。
【暝玉(めいぎょく)】
訳あって実家から離れて旧図書館に暮らす男。
いつも本を読んでいる。
陰より少し年上。
【フレイ・アイシル】
暝玉の親友。人間。
仏頂面だが……?
暝玉より若干年上。
前回
まとめ
椅子
「……長時間椅子に座っていても疲れない、主にゲームをする人向けに作られた椅子だ」
「そんな椅子があるんですね」
「あれ? でも暝玉様はゲームやってないですよね?」
「ああ。
だがあいつは本に没頭し過ぎてな、疲れるからとゲーミングチェアを使ってるんだ」
「なるほど」
香水
――早朝――
陰が日課の稽古を始めようとすると、フレイがどこからか帰ってきた。
「所で陰、これから稽古か?」
「はい、そうです!」
「なら一緒にしないか?」
フレイも毎朝稽古をしており、陰の事も見ていたのでいい機会だと誘ってみる。
そして陰もフレイと同じで、そろそろ一緒にどうかと誘おうと思っていたので
「はい、喜んで!」
と返事を返した。
こうして2人は朝、一緒に稽古をする事が日課となったわけだが……。
――数日後の早朝――
相手が同じ女性である可能性はあると思いつつも、フレイの女性関係にただならぬ予感を感じてしまう陰であった。
次回