Dへの扉

謎生物、地球でやりたい事をする

長閑な国の王とケモノ ~設定~

これは『著者:藤間麗 / 出版社:小学館』が権利を有する漫画『王の獣~掩蔽のアルカナ~』の非公式二次創作物です


 

「私ならこうするなー」
 とうのは結構前から考えていたが、黒歴史濃度の高い気持ち悪さを覚え
「ネット上に出すのはやめておこう……」
 と思っていたのにそこは馬鹿謎生物。

結局出してしまった!

 だがしょせんは馬鹿。
 中華ファンタジーなんて書けない。

 おまけに設定厨なので「俺サイキョー」な設定を考えたけれど、あっぱっぱーなので生かされる事はない……。


◆注意する事ばかりで長くなった注意◆

  • これは「俺の考えたサイキョーの王ケモ設定!」である。でも絵が出たりする
  • 原作のネタバレ
  • 原作の世界観・キャラ崩壊
  • 原作を読んでいる事前提だが、読んでいても意味が分かるとは限らない
  • 私は小説や漫画等を作るのが得意ではない*1
  • ちんちくりん手描き絵
  • 女体化
  • 滲み出る変態性
  • 私はアンチ(けどキャラは溺愛している)
  • 私は王の獣単行本7巻まで持っているが、それ以外は試し読みや読者の感想等で得た知識しかない

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目次

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世界の設定

 原作と同じ所、違う所、付け足した部分がある。

 しかし私はあっぱっぱーなので、中華風作品の設定なんてどうしたらいいかは分からない。
 そして日本文化が混ざってると思う。

 

国名

 凪の国。

 なお、原作では多分出てきてない。

 いらないかな? と思ったが、なんやかんやで付けた。

 しかしこの国名はケモ恋の陰達が今住んでる国の名前にする。

ayano-magic.hatenablog.jp

 

 原作には特に一月二月などの表記は出てきていないが、ないと不便だったので作った。

 壱の春・弐の春・参の春
 壱の夏・弐の夏・参の夏
 壱の秋・弐の秋・参の秋
 壱の冬・弐の冬・参の冬

 という呼び名で、年の初めは壱の春。

 

亜人

 俺サイキョーな王ケモには、それなりに歴史的な物もある。

 

亜人の特徴

 数百年前に突然現れた身体能力が高い人間に似た生物。

 人間よりも優れている。

 最初はケモノ度が高い個体ばかりだったが段々と人間に近づき、今では獣の耳と尻尾を持っているだけの個体がほとんどである。

 亜人と人間同士の性交では、病気になりづらく妊娠もしづらい。

 稀に亜人と人間の間に子供が生まれる事もあるが、生まれた子供が男女どちらでも、どちらの特徴が濃く出ていても、繁殖能力はない個体ばかりである。

 

亜人の境遇

【人間との違い】

 人間に徹底的に管理されているのだが、彼らはそれを当たり前の事として受け入れている。

 また、亜人は人間の道具としての意味合いが強い。

 なので体の一部が欠損するような怪我をした場合など、道具としての価値がないとみなされると殺処分される。

 

【就職先】

 人間によって決められる為、好きな職業を選べない。

 決められ方は個人の特性に合ったもので、例えばアルカナ持ちは軍に行きやすいがアルカナの種類によってはもっと違う場所に配属されるし、美しい女性の亜人なら妓楼に入れられる。

 そして人間の上に立つような役職にはなれないし、人間ならば勉学を頑張ればなれる公務員的な職にも就けない。

 が、唯一の例外が従獣であり、従獣に選ばれれば高度な教育と高給が保証される。

 

【繁殖】

 結婚は自由なのだが、亜人の数は人間の手により調節されている。

 具体的には人間の数に対して亜人が一定の数にとどまり、人間の管理下に常に置けるよう管理されている。

 また、アルカナ持ちの亜人のほとんどは最低でも1度は人間によってえらばれたアルカナ持ちの相手との子をなし、アルカナ持ちの亜人を減らさず増やさずこさえて軍事力の礎にされている。

 

 ちなみにこれらは漫画『キンクロ』や現実世界のペットと人間の関係、SFでありがちなロボットと人間の関係を参考にした設定である。

bookwalker.jp

 また、原作の『亜人は子供を一人しか産めない』という設定は、制作者の都合が強く影響された(天耀が色々気が付かないが馬鹿にならない為的な)設定に感じ、成分を低めにした。

 

アルカナ

 遺伝する事もあるが絶対ではなく、血縁者にアルカナ持ちがいなくともアルカナを持っている事もある。

 

アルカナという存在が世界に及ぼす影響

 ガチ目でシミュレーションしたら『新世界より*2みたいなろくでもない結果になってしまったので、この世界ではそんな事は起こらず強引にホンワカさせる!

 あと、冷気を操るアルカナ持ちの人は氷を作ったりアイスを作って売っている。

 

アルカナあるかな? 検査

 亜人と人間は10歳になる年、アルカナの検査を受ける。

 そしてアルカナがある亜人は、その年によっては皇子の従獣に選ばれる。

 つまり亜人にとって出世のビッグチャンス到来である。

 

宮廷

 皇帝が住んでいたりお仕事をしている、万能な城的場所。

 沢山の人間が働き暮らしている。

 もちろん亜人も主に戦力として働き、この中で暮らしている。

 しかし宮廷内に住めるのは一部例外を除き働いている亜人のみで、結婚して家族がいても家族とは暮らせず単身赴任状態となる。

 もし宮廷で働く女性の亜人が妊娠をした場合は、宮廷の仕事はやめさせられて外に出される。

 人間の場合は身分、役職、家庭の事情等で宮廷内で家族と住む事も可能。

 宮廷で働く女性も妊娠しても追い出されないし、子供を預けて働く事が可能。

 

 原作では皇宮と書かれている事が多いが、その手の名称は色々あって私には理解不能なので宮廷で統一する。

 

 皇子とか皇女とか住んでる城の敷地内の屋敷的な存在の場所。

 翡翠宮とかそういう名前で呼ばれていそう。

 

後宮

 皇帝とその妃とまだ幼い子供が暮らす場所。

 でも宦官は基本おらず、女性で守られている。*3

 更に皇帝以外の男性も親族なら入る事が出来るし、事情があるらな親族以外の男性も入れる。
 妃も事前に日時と行く場所を細かく書いた書類を提出すれば、外に出る事が可能。

 だが男性を入れるにせよ、妃を外に出すにせよ、後宮の警備の者が最低2名以上付いて行動を共にする。

 皇帝が変わると今いる妃は別の場所に移される。
 そしてやっと自由に町などへ出歩く事ができる。*4

 

従獣

 凪の国の皇子に与えられる守護者的存在。

 皇子が14歳になる年、4つ下の10歳の亜人を従獣として選ぶ。

 基本は男の子の亜人を選ぶのだが、まれに女の子も選ばれる。

 従獣には高度な教育と高給が保証されている。

 更に従獣の場合宮廷内に住居を持て、結婚して家族ができるとその家族も一緒に暮らせる。

 だから独身の男の従獣が妓楼にやって来た時は、妓女の目の色が変わる。

 

文化

毒見

 こちらの世界のこの国では、以下の様な方法を取っている。

 毒見する物を口に含み、味がおかしかったり毒だと分かれば吐き出す。毒ではないと分かれば飲み込む。

 皇帝や皇子の毒見は人間よりも丈夫な従獣がする事もある。*5

 

 夏至冬至に大きなお祭りがある。
 夏至祭の時は男性から女性に贈り物をし、冬至祭の時は女性から男性に贈り物をする風習がある。
 贈る相手は好きな人や恋人、家族など。
 贈る物はアクセサリーや花など。

 

その他
  • なんとこの世界には、おパンツ文化があります!*6
  • 上水下水概念があり、技術力や科学力が結構進んでる
  • 時計や懐中時計がそこそこ普及している(皇族貴族は持ってる感じ)
  • 鉄道はどこかの国できてる
  • カメラは5~10分ほどかかる物が存在する
  • 本は普及してるが(糸かがり綴じが多い)昔の巻物は残っている。しかし竹簡はない
  • 医学と薬学も結構進んでる。でもどちらかというと薬学の方が進歩している
  • 妓楼では避妊薬が使われているので亜人と人間との間で妊娠する事はまずない。更に病気の予防や健康診断も行っている

 

蘇月失踪事件

 蘇月が従獣になった後の参の夏終わり、璃琳の誕生日の後に蘇月がいなくなった事件。
 室内からお金や着替えなどの彼女の荷物がいくつかなくなっていたが荒らされた形跡はなく、なくなった物から見て失踪ではとなっていた。
 更にそれから数日後、蘇月自身の筆跡で失踪した事を告げる手紙が天耀と藍月に届いたため失踪と判断された。

 ちなみに手紙の内容は

天耀宛
『私は私の幸せの為に、しなくてはいけない事が出来ました。
 だから天耀様の従獣はもうできません。ごめんなさい』

藍月宛
『私は私の幸せの為にやらなくちゃいけない事が出来ました。だから藍ちゃんの所にはもう帰れません。
 ごめんなさい』

 


 

*1:なお、小説を賞に応募した事もあるが1次審査すら通過した事はなかったし、評価シートありの所では常に構成の評価が最低ランクだった

*2:私はアニメを途中まで見ていたと思う

*3:宦官の手術内容を知る機会があったのだが、その時その内容に震え上がったので事故や女性になりたい男性以外は出てこない

*4:実際は尼寺に送られたとかあったようだが、それは悲しいのでゆるい

*5:所で原作では毒見文化が無い様に見える。もちろん細かく描写すると、温かい食べ物なんて天耀達は食べられなくなってしまうが……。しかし黎明のアルカナは毒見の概念もないように見えたが……(`・д´・ ;)

*6:ロマンを追い求めた結果、必須と感じた為入れた