- この物語の元となったのはとある版権物な為、完全オリジナル作品とは言い難い
- 純粋な漫画でも小説でもない
- 不安定な絵と設定で、後に矛盾が生まれる可能性アリ
- 突然終了の予感
- 私は、1次落ちでも評価してくれる小説公募の評価シートで、『構成』が常に低かった
世界観
この世界は、女が生まれてこないという未曽有の危機に瀕していた。
しかし人類はただ指を咥えて見ているだけではない。
共に手を取り合い、バイオロイドの研究に精を出し、やがて『EVE』という人間と生殖できる、人と似て非なる存在の女性を作りあげたのだ。
ついでに、元からあった男性同士でも子供が作れる技術を世界中に流行らせ、人類滅亡の危機は完全に脱した。
が、やはりEVEと人間の間に出来た子も、人間同士の子も、男ばかりが生まれるのであった。
EVEについて
EVEとは、人工的に生み出された攻撃性が低く調和性の高い女性の名称。
彼女らは『人』というより『物』、もしくは『愛玩動物』として取り扱われている。
そして脳内に埋め込まれたチップは、所有者及び製造元などの情報が記録されている他、EVEの感情なども制御している。
登場人物
【御影(みかげ)シン】
御影家3男の18歳
ぽやぽやしている
【神月(かみつき)ボク】
シン様が大好きな19歳男
恋愛対象が
男なのか女なのかは不明
【レン】
シンが彼女として買ったの女の子
17歳
EVEならあるべきはずの物がない
【御影イツ】
御影家長男22歳
前髪で顔がほとんど隠れている
【御影サチ】
16歳のEVE
普段は高校に通っている
自分の事を名前で呼ぶ
【御影フタ】
御影家次男21歳
眼鏡を掛けた愛想のいい男
【御影アイ】
フタが所有者のEVE
22歳
Eカップ
前回
時は少しだけ遡り、昨日の夕食前。
*
*
この世界には『裏世界』や『ドリームランド』『神々の住まう地』などと呼ばれる世界が存在し、そこには人ならざる者が数多く暮らしている。
(ドリームランド観光案内所より)
更にそんな裏世界の住民の中には、しばしばこちらの世界に干渉してきては、人間をゲームの駒に見立てて遊びに興じる者もいるのだ。
そして能力者とは、不思議な力を持つ者達の事を指す。
彼らは裏世界の影響を受けた人間。などと言われる事もある存在だ。
過去には能力者の存在を国家が認識した後も隠されてきたし、非道な研究や犯罪の道具になる事もあった。
また、能力者の存在を認識した人間からはその能力が恐れられ、差別や迫害を受けた歴史もある。
しかし現代においては存在が世に知れ渡り、差別は目立たず、人権も保護されているが。
更に能力者は警察や軍の下で一般的な事件や裏世界絡みの事件の解決に協力する者も多く、今の時代に無くてはならない人材だ。
そして。
御影家の三兄弟は全員そんな能力者で、イツとフタ(と、ついでにシン)も例外ではなく、温泉宿を営む傍ら能力を使って警察への協力をしている。
*
という事で、不思議な女の子・レンを調べる為、ボクはイツとフタに協力してほしいと話しを持ち掛けたのだ。
もちろん二人に断る理由もなく、フタは早速自身の能力『過去視』をレンの入っていたダンボールに使い記憶の断片を遡っていく。
しばらくは御影荘での記憶が流れ込んで来ていたが、過去に向かうにつれ御影荘とは別の場所の記憶が流れ込んできた。
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それはどこかの室内で、窓の外の風景を見るにどうやら都会の様だ。
そこにはダンボールの中で眠る裸のレンが居て、そんな彼女に語り掛ける記憶の持ち主であろう年老いた男の声がした。
「レン。君は、恋をして、愛を知り、そして……。幸せになれるといいね」
声の主であろう老人の皺だらけの手が眠るレンの頭をそっと撫で、記憶は途切れてしまう。
そしてフタはその記憶に、温かさと、ほんのりとした切なさを感じるのだった。
+++
記憶を見終わったフタは得た情報を元に風景をスケッチし、ボクとイツに詳細を伝え。
レンの事を探る為に顔合わせに向かい……。
こうして一同は解散したのだが、ボク達三人はレンの事を口外しようとしなかった。
本来ならば、警察などに報告をした方がいい事ではある。
しかし三人で温泉に浸かり話し合っていた時、フタがこう言ったのだ。
「お願いがあるんだけどさ……。
もし、レンちゃんにチップの痕跡がなくても、どこにも報告をしないでしばらく様子を見てほしいんだ」
フタは自分が見た過去視とレンに直接会って見た時の雰囲気から何となく引っかかりを感じ、外部、特に警察や政府などには伝えない方がいいのでは? と思った。
だから二人にそうお願いをしたのだ。
更に彼はこう付け加える。
「それに、もしかしたら……。あの子は特別かもしれないから」
そのフタ言い分は曖昧な物だった。
しかしイツは特に反論せず。
「まぁ、いざとなったら私が何とかできますしね」
ボクも反対はせずにそう言い。
素性のしれないレンの事は公にせず、ボクがひっそり(?)と監視しつつ、しばらく御影家で様子を見る事になったのであった。
補足
ドローンは大体4つくらいプロペラが付いているが、めんどくせーや。そもっそも、ヘリコプター型でいいだろもう。
と、あのような形になっている。
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突然の等身大ボクは、『チーズ! 2020年9月号』片手に頑張りました。
(つまりそこに似たようなカットがあるという事である)
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誰も得をしない温泉イベントは、アニメの『美男高校地球防衛部』を意識した。
しかし、せっかくの温泉宿だし施設のあちらこちらで秘密会議でもさせるか……。
と思ったのが運の尽きである。
更に下手に「若干2点透視にするかー」とか馬鹿な事を思ったばかりに訳が分からなくなり、なんか違う絵が完成している。
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マイクロチップって金属探知機に引っかからないそうだ。
でも、EVE達のチップは感情制御も行っているとかいう代物だし、引っ掛かるのカナー?
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新聞と広告は最初紙のつもりで描いてたけど、途中で「かなり未来で紙……?」となって大型タブレットにした。
だけどどうせ架空の世界なんだから
紙みたいに薄くて軽くて目にも優しく折り畳みもできるけど、丈夫なタブレットみたいなやつ。
とか、夢のある設定を入れればよかった。
(´・ω・`)
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そう言えば今更だしこれ以外でもだけど。
めっちゃ着物の描き方間違えてるよね?
見たはずなのにね。テキトーだから仕方がないね。