◆注意する事ばかりで長くなった注意◆
これは
- 重度の中二病患者が作った黒歴史濃度の高い「アタイの考えたサイキョーの王ケモ設定!」
- 原作のネタバレと世界観&キャラ崩壊
- 女体化
- 原作を読んでいる事前提だが、読んでいても意味が分かるとは限らない
- 滲み出る変態性
を含みます。
そして私は
- 小説・漫画・絵等を書くor描くのが得意ではない*1
- あっぱっぱーだし中華風ファンタジーはもちろん書けん!
- 王の獣は単行本7巻まで持っているが、それ以外は試し読みや読者の感想等で得た知識しかない*2
- 王の獣のキャラが好きだがアンチという矛盾の存在
です。
それでも見たい人は続きへGO!
第三話『弐の春 太博の宮廷人物名鑑』
雪が天耀の宮にやって来て翌日。天耀は早速雪を連れて家族に挨拶をする事に。
そして太博は挨拶の前にと雪を呼び出し
「この国の者なら、もう知っていると思うが」
と言いつつ改めて天耀の家族を紹介をした。
皇帝・宗現
最近終わった北西の国との戦争において、半年とたたないうちに和解に持ち込んだこの国のトップ。
そのおかげで両国とも被害は最小で済んでいる。
従獣は白い虎の亜人・彊虎。
更に彼にはこんな話が有名である。
◆◆◆
現皇帝・宗現には妃が少ない。
彼の父親の世代までは妃も子供も数十人といたのにもかかわらずだ。
だがこれには理由がある。
宗現がまだ皇子だった頃。妃達のほとんどはお互い嫉妬し、いがみ合う事が多かった。
もちろん兄や弟のほとんどとも仲良くない。
それでも仲がよく慕っていた兄がいたのだ。
なのにそろそろ次の皇帝を決めようという頃、兄弟に殺されてしまった。
それから彼はこの宮廷を変えてやろうと努力し、皇帝の座を勝ち取った。
そして自分は妃を四人しか取らず、兄弟仲良くなるように一緒になる時間を設けた。
だが彼の廷内のやり方を変えようとするその行いは、これにとどまらなかった。
自身の従獣・彊虎が、縁起の良い白虎の亜人を意図的に作ろうと近親者で繁殖させ生まれた経緯もあり、そういった事をなくす為に亜人の無茶な繁殖をやめさせ、更に鉱山での発掘作業や軍か妓楼かという程度の限られた彼らの就職先の幅を徐々に広げていっている。
周辺諸国とも同盟を結び、その証として娘を同盟国へ嫁がせた。
もちろんそういった行いは、周囲の者、特に保守派の人間はいい顔をしなかったし、邪魔してきた事さえある。
しかしそんな人々以上に彼には心強い仲間がいた。
その仲間と共に彼は今も、この国を少しずつ変えていっている。
◆◆◆
そんな彼はもちろん、亜人と人間両方の国民から愛されている。
ただ、人によっては宗現ががむしゃらに頑張り過ぎているように見え、不安になる者もいるが。
その話を聞かされた雪は、時々会っていた元主の姿を思い浮かべる。
いつも平民みたいな恰好(時には浮浪者の様な格好の時もあった)で孔先によく会いに来ていた皇帝だが、今日はちゃんとした身なりをしているのだろう。
『思わず笑わないように気を付けなくちゃな』
四人の妃
皇帝には雲雀、翡翠、桂花、牡丹。という四人の妃がいる。
しかし雲雀は旺眞を産んだ時に亡くなってしまったが。
それぞれの妃の特徴
雲雀
貴族の娘。四妃の中で最も身分が高い出。大人しい性格。旺眞の母。
翡翠
貴族の娘。天然で不思議な感じ。麗雲・玲蘭の母。
桂花
貴族の娘だが田舎出身で身分は低い。海外留学の経験もあり博識。明鈴・天耀の母。
牡丹
商家の娘。妃になる前は実家の商売を手伝っており、妃になった後も皇帝の計らいで以前ほどではないものの商人として働いている。
博識なのだが気が強い。江凱・璃琳の母。
第一皇女・旺眞
今年24歳。雲雀の一人娘。
女性だが訳あって嫁には行かずに宮廷で暮らしている。体が弱い。
国を回す仕事も少し手伝っていて、管轄地も持っている。
科学方面の発展の為に投資等をしている。
最近逞牙という赤い柴犬系亜人の少年が従獣に付いた。
その説明に雪は「女性なのに、ですか?」と質問する。
「ああ。皇帝陛下が提案し自ら選んで与えたのだ」
雪は『まぁ、あの人ならそのくらいしそうだ』と思った。
第一皇子・麗雲
今年24歳。翡翠の長男。玲蘭という妹がいるが今は嫁いで宮廷にはいない。
従獣は桜色の猫系亜人・謡尾。
芸術方面の才能があり、災害などが起きた場所に赴いては楽器を演奏したり自身が描いた絵を送ったりしている。
第二皇子・江凱
今年23歳。牡丹の長男。璃琳という妹がいる。
従獣は黒い狐系亜人・墨。
彼は文武両道の良く出来た人物だ。
母親のコネを使いつつ、経済をいい感じに回してる。*3
「ただ……」
そう言って太博は言い淀む。
「?」
雪は疑問に感じたが、何か事情があるのだろうと空気を読んで黙っておいた。
第四皇女・璃琳
今年16歳。牡丹の長女。西に隣接している国・リトアネルの王子に嫁ぐ事が決まっている。
彼女は女性の、特に若い国民に人気が高いカリスマ皇女だ。
ファッションやスイーツ方面で投資をし、国に広く普及させている。
こうして一通り話し終えた後、太博は天耀の説明をした。
第三皇子・天耀
今年20歳。桂花の長男。明鈴という姉がいるが今は嫁いで宮廷にはいない。
訳あって従獣を就けていなかった。
江凱ほどではないが勉強も運動もできる。
そして努力家である。
その説明の後「無礼のないようにな」と太博に見送られ、天耀と雪は皇帝達に挨拶に行く!
『弐の春 太博の宮廷人物名鑑』終
雑談
皇帝の妃ってなんかカースト的な物とか、国のトップにふさわしい国の母的なの(后妃?)がいるって感じな話も見た事があるが、私はあっぱっぱーなのでそんなのはよく分からない!
でもこちらの世界でカースト順位が一番高いのは、天耀のお母さんだよ。
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